こんにちはたっけーです。
今回は、野球における捕手(キャッチャー)の役割を考えてみます。
「向いている人は?」
「現代の理想の捕手(キャッチャー)は?」
この記事では、
初心者の方は捕手(キャッチャー)とはどんなポジション?
上級者の方には、現代における捕手(キャッチャー)の役割について、もう一度考える機会になったらいいなと思います。
本記事の信頼性は
捕手の役割とは
捕手(キャッチャー)とは、投手(ピッチャー)のボールを受ける選手の事です。
ファールグランドに守備位置が定められていて、他の野手とは違い反対側を向いている選手です。
捕手(キャッチャー)が他の選手と大きく異なる点は、防具をつけていることです。
防具は、投手の投げるボールが非常に速く、バットにかすったボールが体に当たった際、怪我を防止する役目になっています。
また
座った姿勢で、ボールをとるので膝や腰に負担がかかります。
このことからも捕手(キャッチャー)は、命がけの大変なポジションであることが分かります。
子供に捕手(キャッチャー)をやらせる場合は、
「危険の多いポジション」
だけど
「魅力のあるポジションだよ」
と、伝えることが大事です。
捕手(キャッチャー)に向いている性格とは
一般的にリーダーシップの強い選手が、向いていると思われますが、私はそう思いません。
私見なので間違っていたらすいません。
でも、だいたい合っていると思います。
性格よりもキャッチングに優れていて、肩が強く、打撃の強い選手が大事になってきます。
リーダーシップがなく無口な選手でも、
職人気質で技術が高い選手が向いている
実際、キャプテンシーのようなものではなく、捕手(キャッチャー)としての技術が評価の対象になってきます。
捕手(キャッチャー)が、指示を出さないのであれば、他の野手や投手が指示を出せば、補えると思っています。
「やりたい」
という気持ちを大切にしてほしいです。
ここからは具体的な、捕手(キャッチャー)に求められるものについて考えてみたいと思います。
捕手(キャッチャー)に求められるプレー
- キャッチング
- フィールディング
- 送球
- リード(配球)
- ストッピング
この5点が主な捕手(キャッチャー)の役割になります。
キャッチング
捕手(キャッチャー)に求められる1番大事なことは、キャッチングです。
ボールを正確にとることです。
ボールをとれない選手ですと、ランナーがいる際、盗塁をされてしまいます。
また、
当たり前のように感じますが、
フレーミングが大切
際どいボールを、ストライクにする技術をフレーミングといいます。
現代野球では、フレーミングの技術が捕手(キャッチャー)に求められる、必須の能力になっています。
50回全てストライクにできたら、失点を減らす、大きな武器になります。
フレーミングとは、チームの勝敗に直結する大事な技術
初心者のかたは、
フレーミングという言葉を知っているだけで、「おお、野球に詳しいな」となります。
友人と話しているときは、
「この選手はフレーミングがいまいちだな」
といって、どや顔しましょう。
言葉でいうより動画をみていただくほうが、分かりやすいのでこちらをどうぞ。
送球(スローイング)
捕手(キャッチャー)の大事な役割の一つに「盗塁に対して送球をする」という動作があります。
捕手(キャッチャー)が盗塁を防止する際に、求められるものは
- 肩の強さ
- ボールの正確なコントロール
- とってから投げるまでの速さ
捕手(キャッチャー)は、肩の強さと正確な送球、とってから投げるまでの速さが大事です。
盗塁に対して素早く投げ、速いボールと、正確な送球を送ることによって、盗塁を阻止します。
投手の次に肩が、強くなければならないポジションです。
肩が強い捕手(キャッチャー)がいるだけで、相手チームにはプレッシャーがかかります。
フィールディング
捕手(キャッチャー)がアウトにする場面は少ないですが、バントや捕手前のゆるいゴロの際は、アウトにすることがあります。
1塁や2塁、3塁に投げるので肩の強さと合わせて、正確なコントロールも大事です。
リード(配球)
リード(配球)とは打者を打ちとるための戦術です。
投手が投げるボールを決めているのが捕手(キャッチャー)です。
捕手がサインをだすことによって、投手が投げるボールが決まります。
アマチュア野球界では配球に対して、
とても重要な要素と位置付けられていますが、
プロ野球やメジャーリーグでは、時代と共にリード(配球)に対する考え方が変わってきています。
これからの時代リードはそこまで大切ではない
捕手(キャッチャー)に対して、監督やベンチコーチが、サインをだしている場合があります。
そのサインを投手に出しています。
データの進歩によることが大きく、捕手(キャッチャー)の「勘」に頼っていた部分を、データに基づいて、監督やコーチがサインを出しています。
(配球も大事ですが、これからはデータの時代です。)
アマレベルではデータが少ない分、捕手(キャッチャー)の「勘」に頼ったリードが、非常に大事になってきます。
ストッピング
投手が投げたボールが、ワンバンや高いところにいった際に、ボールを止める技術の事です。
投手にとって、ミスしたボールを受け止めてくれる捕手(キャッチャー)が、いるのはありがたいことです。
3塁にランナーがいる際は、
ミスで1点入ってしまいます。
捕手(キャッチャー)が止めてくれることで、投手は安心感が生まれます。
止めてくれる捕手(キャッチャー)がいると、思い切って投げることができます。
捕手の打撃力は
捕手(キャッチャー)に打撃力は、あまり求められていません。
打てないより打てたほうがイイですが、守備力が大事なポジションです。
プロ野球においても打てる捕手(キャッチャー)は、貴重な存在です。
これから捕手(キャッチャー)を目指すのであれば、打てる捕手(キャッチャー)を目指しましょう。
時代と共に変わってくる理想の捕手(キャッチャー)像
私が考えるこれからの捕手(キャッチャー)は、
フレーミングとスローイング技術、打撃力が最重要
データが少ないアマチュア野球では、リードも大事になりますが、
打たれたら、「投手」「データ」の責任ぐらいに思っていても、よいと思います。
よりフレーミングとスローイングの正確性が求められてくるので、こちらの技術の向上が大切です。
技術が、試合の結果に直結していることを、肝に銘じましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。