こんにちは、たっけーです。
このような悩みを解決していきます。
本記事の内容
- 理想のバッティング軌道とは、どんなスイングか(正面、横からの画像有)
- ボールのどこをミートするといいのか?
- 理想のバット軌道の理由
- スイング軌道の注意点
- スイング軌道を確認するアプリ、商品の紹介
- スイング軌道を直す練習方法
以上の内容を、それぞれ解説します。
バッティングにおいて、1番の結果がホームランです。ホームランのスイング軌道を100点満点のスイングとします。
確率良く、ボールを飛ばす軌道を紹介します。
ホームランを打ちたいと思う人、バッティングに悩んでいる人に向けて記事にしました。
本記事の信頼性
現在も草野球でプレー中。
科学的に正解が分かる時代です。正確な情報や自分に合った練習方法を見つけることによって、早く結果が出ます。
打てる選手になれるよう、正しい努力をしましょう。
それでは本題に入ります。
バッティングにおける理想のバット(ヘッド)軌道
結論 以下の画像
なぜか?
プロ野球選手のホームラン動画は、上記のバット軌道(ヘッド、芯の軌道)です。このスイングをマネすればOKです。
内容として、これで解決です。
ちょっとざっくりしすぎですかね。本質は上記で解決ですが、もう少し説明します。
芯に当たる確率(打率)の高いスイングとは
- ボールの軌道に対して水平
- サイクロイド曲線のバット軌道
の2点です。
分かりづらいので、詳しく説明します。
ボールの軌道に対して水平

プロ野球選手でも地面から3~18度の角度と言われています。少年野球では、もっと角度が大きくなります。
ダウンスイングの軌道
以上のことから
もう一つ理由があります。
バッティング(ヘッド)軌道の最短距離
一時期Twitterで流行った動画です。まずはこちらをご覧ください。
バッティングで「上から最短距離に」そのような指導はまだまだ根強いですが、
そんなときに覚えておきたいのが
【サイクロイド曲線】勉強してる方はお馴染みですが、まだまだ知らない方も多いと思うので再度。
とてもわかりやすい動画です。 pic.twitter.com/n7HIcxQdNB
— MITSU©️ (@m42jp) February 21, 2020
この軌道をバットで再現すると、ボールに対して最速のインサイドアウトのスイングになります。
プロ野球選手の連続写真を見ても、全く同じバット軌道ですね。
理想のバット軌道は、何となく分かってきたと思います。次にボールのどこを打てばホームランになるのか考えます。
ボールのどこをミートするといいのか
なぜか?
データが出ていて、1番ボールが飛ぶ位置だからです。
スタッドキャストのトラッキングデータによって、バット軌道やボールの角度、飛距離が正確に分かるようになりました。プロ野球の中継で、知られるようになってきました。(日本は、トラックマンのみ)
※スタッドキャストは、野球のあらゆるプレーを数値で表せる機器。
その結果の数値が
158キロ以上のスイングスピードは、なかなか難しいです。ただ自分の飛距離を伸ばすためには、30度前後にボールを飛ばすことが大切です。
ティーだったら(顔の高さぐらいに打つイメージ)
スイングスピードが遅ければ、もう少し低い弾道になるかも。ロングティーで微調整です。
スイングスピードを伸ばすなら、こちらの記事がおすすめ »バッティングの飛距離を伸ばすトレーニング【ポイントは4つ】
もう一つ科学的な根拠を紹介します。
マグヌス効果
ボールの下を打つことによって、ボールにバックスピンがかかります。イメージとして、何となく分かると思います。
詳しくは、以下の動画で分かりやすく解説しています。ピッチングの話ですが、バッティングにも生かせます。
バット軌道の注意点
イメージで「上からたたく」や「下から打つ」等ありますが、実際のバット軌道は上記の軌道です。
感覚として、上からたたくは正解です。実際は、下から振っているようにみえることもあります。
感覚も大切ですし、実際の動きも大切です。
長くなったので一旦まとめます。
理想のバット軌道
- 上記のバット軌道でボールの中心から6~7ミリ下を打つ
- ボールの角度は30度前後を意識(ティーなら顔の高さに、こすって上げるイメージ)
角度は、スイングスピードによって調整する。
※詳しい練習方法は、後ほど紹介します。
バット軌道とボールのどこを打つか、分かってきたと思います。ここからは、どのような練習をすると理想のバット軌道になるか説明します。
上達方法と練習方法
正直、特別な練習方法は必要ありません。
打撃の極意が分かれば、自分に合う練習ならどんな練習でもいいと思います。
そうは言ってもということで、以下のステップがおすすめです。
- 手順① 自分のバット軌道を確認(動画やアプリ、バットセンサーがおすすめ)
- 手順② プロ野球選手と比べて、どこが違うのか調べる
- 手順③ 練習で試す
- 手順④ 1、2、3を繰り返す
①自分のバット軌道を確認
自分のバット軌道が正しいのか確認します。
確認する際は、スマホの動画かアプリがおすすめです。
連続写真でもOKです。
自分が分かりやすい方法でOKです。
おすすめアプリは、以下の2つです。
ZEPP Baseball
アプリのダウンロードは、無料です。
ハイテクなアプリで、使い方次第で打撃力が上がります。
付属の商品をグリップにつけることによって、科学的にバット軌道が分かります。
また3D再生をしたり線を書いて、自分のバッティングフォームを確認できます。
※現在付属商品の販売は、ありません。
KiZuki
ゴルフ用ですが、野球でも使えます。
こちらは、シンプルなアプリで、スロー再生や動画に線を書くことができます。
無料でダウンロードできます。
SSKスイングバットセンサー

SSKから発売されているスイング軌道が分かる商品です。
この商品をバットのグリップにつけると、以下のことが分かります。
- スイング数
- 平均ヘッドスピード
- 最速ヘッドスピード
- 最速グリップスピード
- ヘッドの角度
などが分かる商品です。
こういった商品をうまく使うと、理想のバット軌道を手に入れることができます。
②理想のバッティングフォーム(比べる)
うまい人やプロ野球選手と比べます。比べるには、理想のバッティングフォームが分かっていないといけません。
以下の記事で、プロ野球選手の理想の打撃フォームを紹介しています。
関連記事 きれいなバッティングフォームとは【プロ野球選手の動画と練習方法】
比べると、自分のおかしいところが分かります。
③練習で試す
おかしいところを直します。
④繰り返す
上記3つを繰り返すことによって、少しずつよくなってくると思います。時間はかかると思いますが、確実に良くなります。
うまくならない時は、以下の記事の内容をもう一度確認ください。
こんにちは、たっけーです。試合で打てなくて困っています。今の打ち方(テイクバック、肩の入り、壁、開き、インパクトの形、フォロースルー)で合っているのか分かりません。打てるようになる練習方法を教えて下さい[…]
【まとめ】理想のスイング軌道
全てまとめると
- バット軌道(ヘッド、芯)は、緩やかな下から上の曲線
- ボールの中心から6~7ミリ下を打つ
- ボールの角度は、30度前後を意識(ティーなら顔の高さに打つ)スイングスピードによって調整
- 動画をとりながら修正していく
具体的な練習方法は、こちらの記事で紹介しています。
関連記事 »バッティングが上達するおすすめ練習方法は?【常識を捨てよう】
トレーニングを最大限に出すなら»筋繊維を測って効率よくトレーニングをしましょう。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。