完全試合とは?【ノーヒットノーランとの違いを分かりやすく解説】

  • 2020年11月3日
  • 2021年2月25日
  • 記録

こんにちは、たっけーです。

・野球情報を見ていたら、完全試合達成となっていたのですが、完全試合とは何ですか?
・またノーヒットノーランとの違いが分かりません。
・ノーヒットノーランに関する記録が知りたい

このような疑問を解決していきます。

本記事の内容

  • 完全試合とは
  • 完全試合とノーヒットノーランの違い
  • ファールボールをエラーした場合は、完全試合になるのか
  • 完全試合達成者の一覧
  • 完全試合に関する記録
  • あと一歩で完全試合を逃した投手

をそれぞれ解説していきます。

本記事の信頼性

たっけー
野球歴30年のたっけーが解説します。現在も毎日、野球観戦しています。

またNPB(日本野球機構)、MLBの公式情報を使って説明していきます。

本記事を読むことによって、完全試合とはどんな試合か。ノーヒットノーランとの違い、完全試合に関する記録も合わせて紹介していきます。

少しマニアックな記録やレアなケースについても紹介しますので、最後までお付き合いください。

それでは本題に入ります。

完全試合とは

完全試合とは

完全試合とは野球の記録の一つで、相手チームを一度も出塁させずに勝利することです。

エラーや四球のランナーを一人も出さないで9回を投げ切ると、完全試合となります。

メジャーリーグは、複数の投手の継投で達成しても公式記録となる。これに対して日本では、継投による達成の場合は、参考記録になります。

完全試合を英語でいうと

“perfect game”パーフェクトゲーム
“perfect”パーフェクト

と呼ばれる。

完全試合の達成条件

一番分かりやすいのは、スコアを見た際に試合終了で打者27人となっていれば完全試合です。

完全試合について、詳しくみていきます。

  • 無安打、無得点である
  • 一人のランナーも出さない
  • 一人の投手が最後まで投げ切る
  • 勝利のみ記録になる

以上4点を全てクリアしないと、完全試合にはなりません。
詳しくみていきます。

無安打、無得点である

得点0
安打0

でなければならない。
得点0で、ヒットを打たれてはいけません。

一人のランナーもださない

  • 安打
  • エラー
  • 四球
  • 死球
  • ボーク
  • 振り逃げ
  • 打撃妨害

などのランナーも許されない。

どんな理由でも出塁をさせると、完全試合になりません。

一人の投手が最後まで投げ切る

一人の投手が、最後まで投げなければいけません。

投手の継投をすると、参考記録となります。

2007年11月1日、日本シーリーズ第5戦 山井大介、岩瀬仁紀の継投で完全試合が達成されました。

こちらは、参考記録となっています。
※メジャーリーグでは、公式記録となる。

たっけー
イメージとして強く残っていますが、公式記録になっていません

勝利のみ完全試合になる

負けはもちろん引き分けでは、完全試合になりません。
完全試合には、味方の点も必要になります。

引き分けで最後まで一人で投げると、参考記録になります。

たっけー
「ファインプレーで投手を助ける」や「打撃で点を取る」といった野手の協力も必要になります。

関連記事 »勝ち投手の条件とは?【具体例をだして、分かりやすく解説】

完全試合とノーヒットノーランの違い

完全試合とノーヒットノーランの違い

それでは、逆にノーヒットノーランとはどんな記録か説明します。

・ヒット0
・得点0

で9回以上を投げ切り、勝ち投手になると、ノーヒットノーランです。

完全試合と違う点は、以下のランナーを出してもノーヒットノーランになります。

  • 四球
  • 死球
  • エラー
  • 打撃妨害
  • 振り逃げ

以上のランナーを出しても、得点0ならノーヒットノーランです。

ノーヒットノーランについては、以下の記事でもう少し詳しく解説しています。

»ノーヒットノーランとは?【完全試合との違いを解説】

唯一の例外⁉

ファールフライを野手が落とした場合。

ファールフライをエラーした場合は、エラーがつきますが出塁を許さなければ、完全試合として認められます。

1981年、セ・パ両リーグの記録部の申し合わせにより、確認されています。
MLBでも1991年から完全試合として認められている。

現在のところファールフライを落とした例は、ありません。
想像ですが、もしこのような状況になった時、大きな問題になるでしょう。

完全試合に関する記録

完全試合に関する記録

ここからは、完全試合に関する記録をみていきましょう。

完全試合達成者

日本プロ野球では、15度記録されている。

達成日投手名所属スコア相手
1950.6.28藤本英雄巨人4-0西日本
1955.6.19武智文雄近鉄1-0大映
1956.919宮地惟友国鉄6-0広島
1957.821金田正一国鉄1-0中日
1958.719西村貞郎西鉄1-0東映
1960.8.11島田源太郎大洋1-0阪神
1961.6.20森滝義己国鉄1-0中日
1966.5.1佐々木吉郎大洋1-0広島
1966.5.12田中勉西鉄2-0南海
1968.9.14外木場義郎広島2-0大洋
1970.10.6佐々木宏一郎近鉄3-0南海
1971.8.21高橋善正東映4-0西鉄
1973.10.10八木沢壮六ロッテ1-0太平洋
1978.8.31今井雄太郎阪急5-0ロッテ
1994.5.18槙原寛己巨人6-0広島

エラーで完全試合を逃した投手

1948年9月6日大洋-阪神戦 3-0 真田重男 2回にショート松本和雄がエラー
2006年9月16日中日―阪神戦 3-0 山本昌 4回にサード森野将彦がエラー

9回まで完全試合。延長で完全試合を逃した投手

2005年8月27日西武―楽天戦 1-0 西口文也 10回無死から沖原佳典に初安打

9回以上投げても、安打を打たれたので、何の記録もつきません。

9回ツーアウトまで完全試合

1950年3月15日阪神―国鉄戦 7-0 田宮謙次郎 中村栄にヒット
1952年6月15日巨人―松竹戦 9-0 別所毅彦 神崎安隆に初安打(神崎は、プロ通算1安打)
2012年5月30日巨人―楽天戦 2-0 杉内俊哉 中島俊哉に四球(ノーヒットノーランは、達成)
【番外編】
メジャーリーグのダルビッシュ有は、2013年4月2日アストロズ戦、9回2死まで完全投球を続けていたが、9番マーウィン・ゴンザレスにヒットを打たれた。

このように少ないですが、惜しくも完全試合を逃した選手もいます。

完全試合が、なかなか出ない理由

完全試合がなかなかでない理由

1994年5月18日福岡ドームで行われた巨人、広島戦で槙原寛己が達成して以来、20年以上達成者がでていません。

平成では唯一の完全試合となっています。

また達成以前をみても、槙原寛己は16年ぶりの達成者です。日本では、長い野球史で15人しか達成されていません。

※2007年の日本シリーズの継投は除く

なぜ日本で完全試合がなかなか達成されないのか、考えてみます。

完全試合達成者が出ない理由

以下の点かなと思っています。

  • 投手の分業化が進んだ
  • 打者のレベルが上がった
  • ファールグラウンドの減少(ホームランテラスの新設等)
  • 審判のレベルが上がった

一つ一つの説明は、省略させてもらいます。1番大きな要因として打者のレベルが上がったのと、単純に運がなかったかと。

完全試合は投手の実力も大切ですが、打球や投球は紙一重ですから運の要素も大きそうです。

50㎝ボールの飛ぶ場所が変わったら、ヒットかアウトか変わりますからね。

ここ最近でも西口投手(9回なら達成)や杉内投手(9回2死から四球)の例をみると、あと一歩のところで完全試合を逃しています。

今後も投手の調子と運が重なったとき(10~20年に1回)「完全試合が達成されるのでは」と思っています。かなり低い確率だと思いますが。

完全試合時の野手の気持ち

私は、プロ野球選手ではないので、調べた情報を掲載します。

完全試合の継続中、エラーの許されない野手は、とても緊張するそうです。自分のミスにより記録が無くなるわけで、当たり前ですよね。

槙原投手が完全試合を達成した際、半分くらいの野手が「俺のところに飛んでくるな」と思っていたらしい。

また屋敷選手は、9回表、フライが飛んできた際に「ダイビングしてでもとってやろう」と思って守備についたが、それが気負いにつながり「ちょっと力が入って前に行き過ぎた」と後に語っている。

たっけー
やはりプロでも緊張するようですね

完全試合を理解してより野球を楽しみましょう

・完全試合とは、一人のランナーも出さずに勝ち投手になることです
・試合のスコアを見た際、打者27となっていると完全試合になります

達成者は、少なくレアな記録です。
球場でみる確率を考えたら、奇跡的ともいえそうです。

ここ最近出ていませんから、そろそろ出てもよさそうですね。

野球観戦の参考になったらさいわいです。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。