こんにちは、たっけーです。
・小学生、中学生のピッチャーからホームまでの距離が知りたい(歩数はどれくらい?)
・ベースのサイズや塁間の距離も合わせて知りたい
このような疑問を解決します。
記事の内容
- ピッチャーからホームまでの距離(小学生や中学生とプロ野球の違い)
- 塁間やグランウンドのサイズの違い
以上をそれぞれ解説します。
記事の信頼性
現在も毎日野球観戦しています
この記事は、公認野球規則(野球のルールが書いてある本)、「少年野球ルールの本」といった本、ネット情報を総合的にまとめました。
本記事を読むと、ピッチャーからホームベースまでの距離とカテゴリーによる違い、その他グランドの距離について分かる内容となっています。
ピッチャーからホームベースの距離だけでなく、塁間や球場のあらゆる距離についても画像付きで紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
それでは、本題に入ります。
野球のピッチャーからホームベースまでの距離(ソフトボールも有)
年齢とカテゴリーによる距離は、以下のようになっています。
カテゴリー | プレートからホームまでの距離 | 塁間 | 外野までの距離 |
---|---|---|---|
中学生以上 | 18.44m | 27.431m | 76.199m以上(97.534m以上が理想) |
ボーイズリーグ(中学部) | 18.44m | 27.431m | 規定なし |
ボーイズリーグ(小学部) | 15.367m | 22.86m | 規定なし |
少年軟式(高学年) | 16m | 23m | 両翼70m、センター85m |
少年軟式(低学年) | 14m | 21m | 両翼70m、センター85m |
リトルリーグ | 14.02m | 18.29m | 60.95m以上 |
ソフトボール男子 | 14.02m | 18.29m | 76.20m以上 |
ソフトボール女子 | 13.11m | 18.29m | 67.06m以上 |
ソフトボール(小学生) | 10.67m | 16.76m | 53.34m以上 |
カテゴリーによって、微妙に距離が変わってきます。
これはケガの防止や、大人と同じ距離の野球ができないためです。
参考ですが、ソフトボールは男女で距離が変わります。
詳しくみていきます。
小学生(低学年)
低学年は小学1~4年生です。
このカテゴリーでは、ピッチャーからホームベースまでの距離は14mとなっています。
小学生(高学年)
高学年は小学5~6年生です。
このカテゴリーでは、ピッチャーからホームベースまでの距離は16mとなっています。
小学5年生になると、2m伸びることになります。
ボーイズリーグ
ボーイズリーグは、硬式のボールを使って試合をします。
ボーイズリーグの小学生の部では、ピッチャーからホームベースまでの距離は15.367mです。
中学生以上(高校野球~プロ野球)
中学生以上は、ピッチャーからホームベースまでの距離は全て同じで18.44mです。
18.44mの歩数は何歩?
人にもよりますが、成人男性ですと22歩前後といった感じです。
歩幅の目安は「身長×0.45」です。
引用 OMRON
分からない場合は、歩幅の目安から計算してみてください。
で、だいたいの歩数が分かります。
余談ですが、投手のスッテプ幅は6足ぐらいが、一般的と言われています。
グランドの距離
投手とホームの距離だけでなく他の距離を見てみましょう。
プロ野球・社会人野球・高校野球・一般軟式・リトルシニア・ボーイズリーグ
少年軟式
ソフトボール
マウンドの規格
ピッチャーが投球する、周りより高くなった場所のことです。
このマウンドと、ピッチャープレート(投げる際に触れる板)も、大きさが決まっています。
プロ野球・社会人野球・高校野球・一般軟式・リトルシニア・ボーイズリーグ
少年軟式
18.44mになった理由
なんか18.44mって、すごい微妙な距離ですよね。
私も気になって調べてみたのですが、所説あるようですが以下のとおりです。
当初の距離は13.7mだったが、1881年にニューヨークジャイアンツのアモス・ラジー選手の球が速く、もっと距離を遠くしろと苦情がありました。
そんな中、対戦相手にデッドボールを当ててしまい、4日間意識不明になってしたまったとのことです。
しかたなく距離を下げていたのですが、当時の委員会が60.0フィートと書かれていた文字が汚く60.6フィートと勘違いしてしまいました。
それがそのまま18.44mになったようです。
他にも所説あるようです。
今、考えると18.44mって絶妙な距離ですよね。ホームへの距離、一塁や二塁への距離、アウトカウント、ホームラン、打率、全ての数値が絶妙なバランスで野球が成り立っています。
当たり前に楽しめている野球の原点が、分かるような内容ですね。
到達時間
18.44mと言うのが分かったところで、ピッチャーが投げてから、キャッチャーミットに収まるまでの時間はどのくらいでしょう。
仮に150キロのボールとすると、0.44秒です。
0.44秒の間にバッターは、ストライクかボールを見極めて、バットを振るか決めなければいけません。
バッターは大変ですし、打率が3割前後になる理由の一つかもしれません。
野球のルールが分からない時
野球のルールでどうしても分からないルールがある場合は、公認野球規則(野球のルールが書いてある本)を読むのがおすすめです。ほぼ全て解決します。
少年野球なら「少年野球ルールの本」という書籍がおすすめです。
野球のピッチャーとホームベースの距離を知って上達しよう!
距離が分かったところで、ピッチング練習をしましょう。
投手の役割や練習方法は、以下の記事で解説しています。
関連記事 野球における投手(ピッチャー)の役割とは?向いている性格と練習方法を紹介
野球上達の参考になればと思います。