【2021年】プロ野球クライマックスシリーズ(CS)の概要とルールを解説

  • 2020年11月6日
  • 2021年12月30日
  • 記録

・クライマックスシリーズ(CS)のルールが複雑で分かりません。ルールが詳しく知りたい
・クライマックスシリーズの過去の成績や問題点が知りたい

このような疑問を解決していきます。

本記事の内容

以下のような内容が分かります。知りたいか所をタップしてもらうと、説明箇所に飛びます。

クライマックスシリーズについて、ざっくり知りたい方は順に読み進めてください。

本記事の信頼性

たっけー
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現在も毎日、野球観戦しています。

NPB(日本プロ野球機構)の公式情報やニュースなどを、総合的にまとめました。

「クライマックスシリーズって何?」というところから、分かりやすく解説しますので、ぜひチェックしてみてください。

それでは、本題に入っていきます。

2021年プロ野球クライマックスシリーズ(CS)の日程と開催方式

例年ですと、セ・パともに3位以上の球団で、日本シリーズ出場チームを決めます。

2020年は、セリーグは開催されず、パリーグも2チームで行われました。

2021年は例年通りに開催されます。

開催方式は以下のようなイメージです。

2021年プロ野球クライマックスシリーズ(CS)の日程と開催方式

セ・パともにシーズン2位、3位のチームが対戦(ファーストステージ)、勝者がシーズン1位のチームと対戦(ファイナルステージ)。

各リーグのファイナルステージ勝者が日本シリーズに進出します。

ファーストステージ

ファーストステージは3試合行って、先に2勝したチームがファイナルステージに進みます。

開催ルールは以下のとおりです。

  • シーズン2位のホームで行う
  • 引き分けなどで勝敗が並んだ場合、2位チームがファイナルステージ進出

上記のような特徴があり、シーズン2位チームに有利なシステムになっています。

たっけー
「1勝1敗1分け」「3分け」となった場合、2位チームがファイナルステージに進出します。

また2連勝した場合、3試合目は行われません。

ファイナルステージ

ファイナルステージは6試合行って、先に4勝したチームが日本シリーズに進みます。

開催ルールは以下のとおりです。

  • シーズン1位チームのホームで行う
  • シーズン1位チームに1勝分のアドバンテージが与えられる
  • 引き分けなどで勝敗が並んだ場合、シーズン1位チームが日本シリーズに進出

シーズン1位チームが有利で、1位チームはトータル3勝、ファーストステージを勝ち抜いたチームは4勝しなければなりません。

また引き分けなどで並んだ場合、1位チームが日本シリーズに進出します。

なお勝ち抜けチームが決まった場合、残りの試合は行われません。

たっけー
1勝のアドバンテージについては、賛否が分かれる制度

セリーグの日程

セリーグのクライマックスシリーズの日程は、以下のとおりです。

日程組み合わせ
11/6(土)~11/8(月)11/9予備日ファーストステージ(2位vs3位)
11/10(水)~11/15(月)11/16(火)11/17(水)予備日ファイナルステージ(1位vsファーストステージ勝者)

パリーグの日程

パリーグのクライマックスシリーズの日程は、以下のとおりです。

日程組み合わせ
11/6(土)~11/8(月)11/9予備日ファーストステージ(2位vs3位)
11/10(水)~11/15(月)11/16(火)11/17(水)予備日ファイナルステージ(1位vsファーストステージ勝者)

導入理由

リーグ優勝決定後の消化試合をなくすため、導入されました。

2004年から2006年の3シーズンは、パリーグのみ開催されていたが、好評で収益、入場者数も増加。そのため、2007年からセリーグでも導入されています。

主催者

主催者は公式戦と同じで、ホームチームになります。

そのためテレビ中継やネット配信サービスも、シーズン試合を中継しているサービスになります。

主催者は、以下のようになります。

  • ファーストステージ:レギュラーシーズン2位のチーム
  • ファイナルステージ:レギュラーシーズン1位のチーム

2020年のパリーグで例えると、ソフトバンクがシーズン1位でした。

したがってソフトバンクが主催試合(ホームチーム)となります。

球場での収益は、ホームチームが全てもらえることになります。

中止や延期の場合

開催日程に予備日が設けられ、悪天候等で中止になった場合は、翌日に開催されます。

しかし悪天候等の理由で全試合開催されない場合、シーズン公式戦の上位チームが勝者になり、ファイナルステージまたは日本シリーズに進みます。

2017年には雨の中でのクライマックスシリーズ・ファーストステージが行われました。

この年は日程の消化が難しく強行した結果、泥だらけの中選手はプレーをしました。

この試合は多くの賛否があり、クライマックスシリーズのあり方についても議論になりました。

選手登録

以下のとおりです。

  • 出場できる選手は、8月31日までに出場球団に支配下登録されていること
  • レギュラーシーズン同様、選手登録人数は29人でその中から25人がベンチ入り
  • シーズン中に登録抹消となった選手は、10日間再登録できない。※CSにも引き継がれる

予告先発

2018年より両リーグ共に実施。

2007年から2017年まではパリーグのみ実施され、セリーグは実施されていなかった。

延長、引き分けの場合

2021年については、9回で打ち切りとなり引き分けとなります。

勝敗が並んだ場合、シーズン成績の上位チームが勝ち抜けになります。

また選手の体調を考慮して

  • 9回表が終了
  • 後攻チームの引き分け以上が確定
  • 勝ち抜けが決定している

上記の場合、9回裏の攻撃は行われません。

※従来は、セリーグ、パリーグどちらも12回まで開催。

賛否両論ある

クライマックスシリーズについては、問題がある制度と言われています。

  • そもそも開催する意味があるのか
  • 1勝のアドバンテージの有無
  • シーズン1位と日本シリーズ進出チームが違うのはおかしい
  • などなど

理由については»野球がつまらないスポーツと言われる理由でまとめているので、よかったらご覧ください。

ここからは、過去の成績についてまとめてみました。

CS(クライマックスシリーズ)の過去の成績

CS(クライマックスシリーズ)の過去の成績

要点は以下のとおり

・ファーストステージは、2位、3位どちらも勝つ可能性がある
・ファイナルステージは、セ、パともに1位のチームがほとんど勝っている

歴代優勝チーム

セリーグ

ファーストステージファイナルステージ
勝者敗者勝者(日本シリーズ出場)敗者
2007中日(2位)阪神(3位)中日(2位)巨人(1位)
2008中日(3位)阪神(2位)巨人(1位)中日(3位)
2009中日(2位)ヤクルト(3位)巨人(1位)中日(2位)
2010巨人(3位)阪神(2位)中日(1位)巨人(3位)
2011ヤクルト(2位)巨人(3位)中日(1位)ヤクルト(2位)
2012中日(2位)ヤクルト(3位)巨人(1位)中日(2位)
2013広島(3位)阪神(2位)巨人(1位)広島(3位)
2014阪神(2位)広島(3位)阪神(2位)巨人(1位)
2015巨人(2位)阪神(3位)ヤクルト(1位)巨人(2位)
2016横浜(3位)巨人(2位)広島(1位)横浜(3位)
2017横浜(3位)阪神(2位)横浜(3位)広島(1位)
2018巨人(3位)ヤクルト(2位)広島(1位)巨人(3位)
2019阪神(3位)横浜(2位)巨人(1位)阪神(3位)
2020開催なし

レギュラーシーズン順位別・優勝チーム

シーズン1位→10回
シーズン2位→2回
シーズン3位→1回

多くの年でレギュラーシーズン優勝チームが、勝ち上がり日本シリーズに進出しています。

パリーグ

ファーストステージファイナルステージ
開催年勝者敗者勝者(日本シリーズ出場)敗者
2007ロッテ(2位)ソフトバンク(3位)日本ハム(1位)ロッテ(2位)
2008日本ハム(3位)オリックス(2位)西武(1位)日本ハム(3位)
2009楽天(2位)ソフトバンク(3位)日本ハム(1位)楽天(2位)
2010ロッテ(3位)西武(2位)ロッテ(3位)ソフトバンク(1位)
2011西武(3位)日本ハム(2位)ソフトバンク(1位)西武(3位)
2012ソフトバンク(3位)西武(2位)日本ハム(1位)ソフトバンク(3位)
2013ロッテ(3位)西武(2位)楽天(1位)ロッテ(3位)
2014日本ハム(3位)オリックス(2位)ソフトバンク(1位)日本ハム(3位)
2015ロッテ(3位)日本ハム(2位)ソフトバンク(1位)ロッテ(3位)
2016ソフトバンク(2位)ロッテ(3位)日本ハム(1位)ソフトバンク(2位)
2017楽天(3位)西武(2位)ソフトバンク(1位)楽天(3位)
2018ソフトバンク(2位)日本ハム(3位)ソフトバンク(2位)西武(1位)
2019ソフトバンク(2位)楽天(3位)ソフトバンク(2位)西武(1位)
2020なしソフトバンク(1位)ロッテ(2位)

レギュラーシーズン順位別・優勝チーム

シーズン1位→10回
シーズン2位→2回
シーズン3位→1回

多くの年でレギュラーシーズン優勝チームが、日本シリーズに進出しています。

チーム別成績

セリーグ

球団出場回数優勝回数勝率
1位2位3位合計
巨人723125.470
広島30252.500
中日23163.611
ヤクルト12251.450
阪神05381.407
DeNA01231.556

パリーグ

球団出場回数優勝回数勝率
1位2位3位合計
ソフトバンク633126.589
日本ハム42394.561
西武34181.300
楽天11241.523
オリックス02020.200
ロッテ01451.469

歴代MVP

両リーグ共に優勝チームから、最も活躍した選手にMVPを与えている。

パリーグは2007年から、セリーグでは2008年から制定。

セリーグパリーグ
選手名球団選手名球団
2007なしサブロー(第1ステージ)
ダルビッシュ有(第2ステージ)
ロッテ

日本ハム

2008A.ラミレス巨人涌井秀章西武
2009脇谷亮太巨人T.スレッジ日本ハム
2010和田一浩中日里崎智也(ファーストステージ)
成瀬義久(ファイナルステージ)
ロッテ
2011吉見一起中日内川聖一ソフトバンク
2012石井義人巨人糸井嘉男日本ハム
2013菅野智之巨人田中将大楽天
2014呉昇恒阪神吉村裕基ソフトバンク
2015川端慎吾ヤクルト内川聖一ソフトバンク
2016田中広輔広島中田翔日本ハム
2017J.ロペス横浜内川聖一ソフトバンク
2018菊池涼介広島柳田悠岐ソフトバンク
2019岡本和真巨人今宮健太ソフトバンク

【まとめ】プロ野球CS(クライマックスシリーズ)のルール

かんたんに2021年のクライマックスシリーズの概要をおさらいすると、以下のとおり。

2021年プロ野球クライマックスシリーズ(CS)の日程と開催方式

日程は、ファーストステージが、11/6(土)~11/8(月)11/9予備日
ファイナルステージが、11/10(水)~11/15(月)11/16(火)11/17(水)予備日

となっています。

合わせてライブ中継やテレビ中継については、以下の記事でまとめています。

»【2021年】プロ野球クライマックスシリーズをネット中継・テレビ放送で見る方法

野球ライフの参考になったらさいわいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

他にも野球に関する用語や記録については【保存版】野球初心者にもわかりやすい野球用語一覧でまとめています。