セイバーメトリクス一覧

セイバーメトリクスの指標を、用語ごとに紹介しています。

セイバーメトリクスが分からないという方は、»今さら聞けないセイバーメトリクスの基本をご覧ください。

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セイバーメトリクス指標一覧

セイバーメトリクス指標

打撃編

打撃編

出塁率(OBP)

=(安打+四球+死球)÷(打数+四球+死球+犠飛)

・攻撃で大切なことは、出塁しアウトにならないこと

・3アウトとられない限り攻撃を継続できる。→得点のチャンスが増える

OBP
非常に優秀.400
優秀.365
平均.330
問題あり.270
かなり問題あり.230

関連記事 出塁率の重要性、計算の仕方と2020年、歴代ランキングを紹介

長打率(SLG)

=塁打÷打数

・打率が低くても、進塁を多く稼げるほうがよい

・得点を増やすためには単打より、長打(ホームラン、2塁打、3塁打)のほうが有効

SLG
非常に優秀.500
優秀.440
平均.380
問題あり.320
かなり問題あり.260

関連記事 »長打率の計算方法とは?意味や2020年、歴代ランキングを紹介

OPS

=出塁率+長打率

・出塁率と長打率を、同時に評価する

・出塁率と長打率をたした数値で「アウトにならない確率」と「進塁を効率よく稼ぐ」を評価する

・総合的な得点能力を表した指標

・シンプルな計算式ですが、精度の高い指標

OPS
非常に優秀1.000
優秀.875
平均.750
問題あり.675
かなり問題あり.600

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ボールゾーンスイング率(O-Swing%)

=ボールスイング率÷ボールゾーン投球数

・ボール球を振らないことによって、四球が増える

・打者の選球眼を評価する

・打率が低くても四球が多い選手は、得点を多く稼げる可能性がある

O-Swing%
非常に優秀15%
優秀22%
平均30%
問題あり37%
かなり問題あり44%

ストライクゾーンスイング率(Z-Swing%)

=ストライクゾーンスイング数 ÷ ストライクゾーン投球数

・ストライクゾーンの球をスイングした割合

・選球眼を表した指標

Z-Swing%
非常に優秀80%
優秀73%
平均65%
問題あり57%
かなり問題あり50%

ISO(IsoP)

=長打率ー打率

・純粋な長打力を表す

・単打でも数字が上がってしまう、長打率の欠点を補う指標

ISO
非常に優秀.280
優秀.220
平均.170
問題あり.120
かなり問題あり.080

sluggerより引用

IsoD

=出塁率-打率

・選球眼のよさを数値化

IsoD
一流0.1
平均0.06
問題あり0.04

wOBA

={0.62×(四死球-敬遠)+0.65×死球+0.77×単打+0.81×失策出塁+1.08×二塁打+1.37×三塁打+1.07×本塁打}×wOBAscale÷打数+四球-敬遠+犠飛+死球)

・1打席あたりに、チームの得点にどれだけ貢献したかを示す。

・単打、2塁打、3塁打、本塁打、四球、死球、エラー出塁なども含まれるため、OPSよりも的確に打撃での貢献を示す指標。

※数字、wOBAscale係数はシーズンごとに異なる。

wOBA
非常に優秀.400
優秀.360
平均.330
問題あり.300
かなり問題あり.280

sluggerより引用

wRAA

=(wOBA -リーグ平均のwOBA) ÷ wOBAscale × 打席数

・wOBAの発展で、打席数も考慮にいれる

・平均的な打者に比べて「チームにもたらす得点の多さや少なさを比較できる」

wRAA
非常に優秀30.0
優秀15.0
平均0.0
問題あり15.0
かなり問題あり-30.0

wRC

={(wOBA−リーグ平均wOBA)÷1.24+リーグ総得点÷リーグ総打席}×打席

・wOBAをもとに計算

・打席数に見込まれる得点の数

・数字が大きいほど、チームに多くの得点をもたらす

wRC
非常に優秀120
優秀90
平均60
問題あり30
かなり問題あり0

wRC+

=100×{(wRAA÷打席)/(リーグ総得点÷リーグ総打席)+1}

・wRCとの違いは、リーグの平均的な打者に比べて、どのくらい優れているかを表す指標

※数値が160だと、平均打者に比べて60%多くの得点を作り出している。

wRC+
非常に優秀160
優秀130
平均100
問題あり80
かなり問題あり60

sluggerより引用

BB/K

=四球÷三振

・選球眼とミート率の高い選手を表す

・優秀な選手は、四球が選べて三振が少ない

BB/K
非常に優秀1.50
優秀1.30
平均1.15
問題あり1.00
かなり問題あり0.80

sluggerより引用

OPS+

=100×(出塁率÷リーグ出塁率+長打率÷リーグ長打率-1)÷パークファクター補正

・OPSの要素に球場やリーグの特性を加味した指標
※パークファクターとは、リーグや球場の補正値

※平均が100でOPS+が150なら、50%高い得点能力を持っている

OPS+
非常に優秀160
優秀130
平均100
問題あり70
かなり問題あり40

K%

=三振÷打席数

・打席に占める三振の割合

・三振は打者の結果で、1番最悪な結果

k%
非常に優秀10.0%
優秀15.0%
平均20.0%
問題あり25.0%
かなり問題あり30.0%

sluggerより引用

BB%

=四球÷打席数

・打席に占める四球の割合

・数値が高いほど、選球眼が良く優秀な打者

BB%
非常に優秀15.0%
優秀12.0%
平均8.0%
問題あり6.0%
かなり問題あり4.0%

sluggerより引用

P/PA

=被投球数÷打席数

・1打席当たりの被投球数

・数値が高いほどカットの技術が高く、粘れる選手
※多くの球数を投げさせるが、三振も増えるため一長一短

P/PA
非常に優秀4.2
優秀3.9
平均3.6
問題あり3.3
かなり問題あり3

走塁編

走塁編

wSB

=盗塁 × runSB - 盗塁死 × runCS - lgwSB ×(単打 + 四球 + 死球 - 故意四球)

・盗塁での貢献を得点ベースにしたもので、リーグ平均と比べてどれだけ多くの得点を生み出したかを示す

※runSB、runCS、lgwSBはシーズンによって変わる数値

wSB
非常に優秀2.0
優秀1.0
平均0.2
問題あり-0.4
かなり問題あり-1.0

UBR

=足の速さ+走塁判断能力+運

・盗塁以外のベースランニングで、平均選手に比べて、どれだけ多くの得点を生み出したかを示す

※タッチアップやベースランニング、進塁等

UBR
非常に優秀5.0
優秀2.5
平均0
問題あり-2.5
かなり問題あり-5.0

BsR

wSB+UBR
・wSBとUBRを足した、総合的な走塁力を表す指標
BsR
非常に優秀7.0
優秀3.5
平均0
問題あり-3.5
かなり問題あり-7.0

投手編

投手編

 

WHIP

=(与四球+被安打)÷イニング

・投手が1イニングあたりに、許した走者の数を示す
※死球、失策は含めない

・被安打の数にほとんど左右されるので、疑問の多い数値

WHIP評価
1.00素晴らしい
1.10非常に良い
1.25平均以上
1.32平均
1.40平均以下
1.50悪い
1.60非常に悪い
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野球のWHIPとは?2020年、歴代ランキングを紹介

QS

・先発投手が6回以上を投げ、自責点を3点以下に抑えた時にカウント

・投手の安定感を表す

奪三振率(k/9)

=奪三振×9÷投球回

・他の選手や運に左右されない投手の、純粋な能力

・ボールがフェアゾーンに飛ぶと、偶然ヒットになる確率が増える
※ポテンヒットや守備位置によるため

・投手の力だけで、アウトにする方法は三振しかない

・三振はもっとも安全なアウトの増やし方のため、この数値が高いと、優秀な投手

k/9
非常に優秀10.50
優秀9.50
平均8.50
問題あり6.50
かなり問題あり5.00

sluggerより引用

k%

=三振÷打席数

・「k/9」が9イニングであるのに対して、こちらは全打席における割合

k%
非常に優秀35.0%
優秀27.0%
平均20.0%
問題あり15.0%
かなり問題あり10.0%

sluggerより引用

与四球率(BB/9)

=与四球×9÷投球回

・ストライクをとる力(9イニングあたりの四球の数)

・数値が低いほど、四球を与える確率が下がる

・四球が少ないと、打者が出塁する確率が下がり、得点を防ぐことができる

BB/9
非常に優秀1.50
優秀2.25
平均3.00
問題あり3.50
かなり問題あり4.00

sluggerより引用

BB%

=四球÷打席数

・BB/9が9イニングであるのに対して、こちらは全打席における割合

BB%
非常に優秀4.0%
優秀5.5%
平均7.0%
問題あり8.5%
かなり問題あり10.0%

sluggerより引用

K/BB

=奪三振÷与四死球

・与四球に対する奪三振の比率(ストライクゾーンで勝負できる)

・奪三振が多く与四死球が少ないことを示し、投手としての優秀さを表す

※被本塁打が含まれていないので、疑問も

K/BB
非常に優秀5.0
優秀4.0
平均2.5
問題あり1.5
かなり問題あり1.0

被本塁打率(HR/9)

=被本塁打×9÷投球回

・ホームランは、投手にとって1番悪い結果

・この指標は、9イニングあたりの被本塁打の数

HR/9
非常に優秀0.2
優秀1.5
平均2.8
問題あり4.1
かなり問題あり5.4

BABIP

=(安打ー被本塁打)÷(打数ー奪三振ー被本塁打+被犠飛)

・フィールド内に富んだ打球が、「ヒット」か「アウト」になるかは「運の要素」や「球場の形状」が大きい

・打球がヒットになる確率は前に飛ぶ以上、投手の力が及ばない範囲で占められている
※ポテンヒットや守備位置によって、「アウト」「セーフ」が変わるため

BABIP
非常に優秀2.0
優秀2.5
平均3.0
問題あり3.5
かなり問題あり4.0

ゴロ割合

=ゴロの打球÷全打球

・ゴロは長打になる確率が低く、ゴロが多い投手は、得点を低く抑えられる

・長打を打たれにくい、ゴロボール投手

ゴロ割合
非常に優秀60%
優秀52%
平均45%
問題あり38%
かなり問題あり31%

FIP

={被本塁打×13+(与四球+与死球ー敬遠)×3-奪三振×2}÷投球回+リーグごとの補正値

・投手の真の防御率を表す指標

・投手の責任範囲を奪三振、与四死球(敬遠以外)、被本塁打の3つに限定することにより、より純粋な投手の能力を評価している
※前述のBABIP(フェアグランドに飛ぶと、ヒットになる確率が増えるため)より

FIP
非常に優秀2.0
優秀3.0
平均4.0
問題あり5.0
かなり問題あり6.0

守備編

守備編

 

DER

=(打者ー被安打ー与四球ー与死球ー奪三振ー失策)÷(打席数ー被本塁打ー与四球ー与死球ー奪三振)

・チームの守備力を表す指標

・グランド内に飛んだ打球のうち、どの程度をアウトにしているか表した指標

DER
非常に優秀.700
優秀.687
平均.675
問題あり.662
かなり問題あり.650

DRS(守備防御点)

=画像による測定。打球の難易度を分析し算出。

・守備力を表す指標

・その選手が平均の選手よりどのくらい、守備が優れているかを表す

※プラス7だと平均選手より7点防いだということ。
DRS 
非常に優秀15
優秀7
平均
問題ありー7
かなり問題あり-15

UZR

=守備範囲+失策阻止+併殺奪取+肩力

・守備で失点をどれだけ防いだかを測る

・同じポジションの平均的な選手に比べて、何点分の失点を防いだかを表す

UZR
非常に優秀15
優秀7.5
平均0
問題あり-7.5
かなり問題ありー15

捕手編

捕手編

RszC

・フレーミング(ストライクゾーンぎりぎりの球をストライクにする技術)の能力を数値化した指標

・捕手のフレーミングのみ評価した指標

RszC
非常に優秀10
優秀5
平均0
問題あり-5
かなり問題あり-10

全ての選手

全てのプレーヤー

WAR

=攻撃指標、投手指標、守備指標から算出

・全ての選手を比べ、シーズンの活躍を数値化する

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こんにちはたっけーです。悩んでいる人・野球の「WAR」って何?・WARの読み方は?・WARの算出方法は?・どのくらいの数値だとすごいの?・2020年のWARランキングが知りたいこのような疑[…]

野球のWARとは
WAR
MVP級8,0
オールスター級5.0
レギュラー級2.0
代替レベル級0.0

sluggerより引用

得点期待値

・それぞれの局面から平均でどれだけの得点を見込めるかを、過去のデータから導き出したもの

・数値は年によって変わるが、おおむねこんな感じ

・【例】「0アウト走者なし」なら0,480の得点が見込まれる

※右にスクロールできます

走者なし一塁二塁三塁一二塁一三塁ニ三塁満塁
0アウト0.4800.8511.0751.3921.4591.7572.0092.253
1アウト0.2580.5230.7110.9530.9401.1851.3751.594
2アウト0.0990.2260.3330.3830.4540.4920.5910.749