今さら聞けない野球のセイバーメトリクスの基本とは?【超分かりやすく解説】

悩んでいる人
・野球のセイバーメトリクスとは何ですか?
・なぜセイバーメトリクスが重要なんですか?
・セイバーメトリクスの指標の一覧、論文の一覧、データが分かるサイトが知りたい
・セイバーメトリクスに関する、おすすめの本が知りたい

このような疑問を解決します。

記事の内容

  • 野球のセイバーメトリクスとは何か?
  • 大切な理由と問題点
  • 指標一覧と論文一覧
  • 各指標の2020年、過去のランキング
  • おすすめの本

以上をそれぞれ解説します。

本記事の信頼性

たっけー
野球歴30年のたっけーが解説します。
現在も毎日野球観戦しています。

データサイトや本、ネット情報を総合的にまとめて本記事を作成しました。URLをはっておきますので、気になるところはクリックしてみてください。

本記事を読むと、セイバーメトリクスの概要、意味、ランキング、おすすめの本が分かる内容となっています。

「セイバーメトリクスって何?」ってところから、「バントは意味がない?」という話までしますので、ぜひチェックしてみてください。

それでは、本題に入ります。

セイバーメトリクスとは

セイバーメトリクスとは

セイバーメトリクスとは野球統計の専門家ビル・ジェームズによって1970年代に提唱されたもので、アメリカ野球学会の略称SABR(Society for American Baseball Research)と測定基準 (metrics) を組み合わせた造語です。

かんたんに言うと、野球のプレーを数値化して、選手の評価や球団の戦略を考える方法です。

野球には、さまざまな数値や指標がありますが、セイバーメトリクスはこれらの数値を客観的に分析しています。

悩んでいる人
なんか難しそうですね
たっけー
難しい部分もあるけど、プレーを数値化して選手を評価する方法です。計算方法も難しいものから、かんたんなものまであります。

一例ですが、OPSは出塁率+長打率で分かるので、誰でもかんたんに分かる数値です。このように分かりやすい数値から覚えると、いいですよ!

»OPSが分かると野球が楽しくなる!【野球歴30年の私が解説】

現在では「全てのプレーが数値化されている」といっても、過言ではありません。※正確性に疑問がつく、指標もあります。

セイバーメトリクスが大切な理由

野球は相手からなるべく多く、点をとったチームが勝ちます。また相手の点数を低く抑えると、勝ちやすくなります。

当たり前のことですが、得点は野球において最も重要な要素です。

しかし従来の防御率や打率、打点などは得点との関連が低いことが分かっています。したがって従来の方法ではなく、違った数字で評価しようとうことです。

理由については、以下の記事をご覧ください。
李啓充 MLBコラム

このことから「セイバーメトリクス」という、考え方ができました。

セイバーメトリクスの基本

セイバーメトリクスの考え方をまとめると

  • 得点を増やし、失点を減らすプレーを評価する
  • その選手のチームへの貢献度を数値化

といったイメージです。
「プレーの印象ではなく、数字で評価しよう」ということです。

例えばダイビングキャッチは、ファインプレーですが単純に守備範囲が狭いだけかもしれません。守備範囲が狭く、実は守備の下手な選手だったということも分かります。

したがって、しばしば年末の記者投票によるゴールデングラブ賞やベストナイン等は、セイバーメトリクスの数値と違うので問題になります。

»ゴールデングラブ賞とは?選考基準と問題点
»プロ野球の表彰式(NPB AWADS)の概要、表彰者

アメリカメジャーリーグでは、「選手、監督の気持ちや経験」といった、数値化できないものまで、データ化しようとしています。
最新のセイバーメトリクスは»アストロボールをご覧ください。

批判的な人もいる

セイバーメトリクスはバント・盗塁、打率など従来の評価を否定するなど、しばしば野球の価値観を否定しています。また野球経験のなかったビルジェームズが提唱していることもあり、当初は批判的に扱われました。

一般的に広く知られるようになった現在でも「野球は人間がプレーするもの」と思う人からは、受け入れられない風潮があります。

特に昭和に活躍したプロ野球選手は、セイバーメトリクスの考え方を受け入れることができません。なぜなら自分の成績を否定することになるからです。

かなり広まってきた現代の野球中継でも、打率や防御率、勝ち数などが表示されセイバーメトリクスの指標が表示されることはほとんどありません。

本当の意味で浸透するには、10年ぐらいかかるのかもしれません。

ここからは具体的な指標をみていきましょう

セイバーメトリクスの指標一覧

セイバーメトリクスの指標一覧

指標については、別ページでまとめています。以下よりご覧ください。

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セイバーメトリクス一覧

セイバーメトリクスに関する論文

セイバーメトリクスに関する論文

科学的な根拠というところで、論文を紹介していきます。

いろいろな論文がありますね。

面白いところでは、93代首相である鳩山由紀夫氏も、セイバーメトリクスに関する論文を発表しています。

1979年に論文を発表していますが、メジャーですらセイバーが浸透してない時期です。今の姿からは想像できませんが、時代の先端を走っていたようです。

論文の詳しい内容は»野球ORをご覧ください

その他にもたくさんの論文がありますので、気になる方はこちらから
»セイバーメトリクスに関する論文

セイバーメトリクスとバント

プロ野球でバントをすると、有効性について議論がなされます。
セイバーメトリクスでバントは有効な戦術なのか、以下の記事で詳しく解説しています。

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セイバーメトリクスにおける理想の打順

スモールベースボールと言われる、日本古来の野球の打順

  1. アベレージヒッター
  2. 右打ちのうまいバント職人
  3. 長打力、打率の高い中距離打者
  4. 長打力のある打者(チャンスに強い)
  5. 率は低いが長打力がある

といった打順を、思い浮かべるかもしれません。

しかしセイバーメトリクスによる、高度な分析が進み「2番最強打者」論がメジャーリーグでは、一般的になりました。

日本でも巨人やヤクルト、楽天でもこのような戦術をとるチームが増えてきました。

このようになった理由は、この打順の方が多くの得点を取れると、分かったからです。
数値として答えが出ているから、このような結論になりました。

セイバーメトリクスに関する本

セイバーメトリクスに関する本

私自身もセイバーメトリクスについて、20冊ぐらいの本を読んできたので、おすすめの本を紹介します。本を読んでからプロ野球の試合を見ると、違った野球の見方ができます。

以下で詳しく解説しています。

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セイバーメトリクスを学ぶのにおすすめの本

セイバーメトリクスを知ってより野球を楽しもう

セイバーメトリクスはプレーを数値化して、チームの得点にどれだけ貢献したかを測る指標です。

難しい部分も多いですが、シンプルでかんたんな指標もあります。
まずはシンプルな指標から覚えていくのがイイですね。

セイバーメトリクスが分かると、野球の楽しみが増えますよ。データと選手の気持ち等を考えながら野球を見ると、新たな魅力がみつかるかもしれません。

野球ライフの参考になったら、さいわいです。

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