野球のセーブがつく条件とルールとは?【歴代、最新ランキングも掲載】

  • 2020年10月25日
  • 2021年2月24日
  • 記録

こんにちは、たっけーです。

・プロ野球の試合を見ていたのですが、セーブのつく条件が知りたい
・セーブポイントとセーブの違いや成功率、セーブ機会について知りたい
・セーブについての記録も合わせて知りたい

このような悩みを解決していきます。

本記事の内容

  • 野球のセーブがつく条件とは
  • セーブとホールドの違い
  • セーブポイント、セーブ機会、セーブ成功率とは
  • プロ野球通算(歴代、現役)セーブランキング
  • プロ野球シーズンセーブランキング

をそれぞれ解説します。

本記事の信頼性

たっけー
野球歴30年のたっけーが解説
NPB(プロ野球)の公式情報をもとに、セーブに関する情報をまとめました。
本記事を読むことによって、野球のセーブとは?セーブがつく条件。セーブランキング(歴代、現役)が分かるようになります。

現代野球で、セーブやホールドの数はとても重要な数字となっています。

「3点差以内の勝ちゲームの最後の投手」だけではありません。
詳しい人でも、セーブが付く条件は意外と知らないかも。

そこで、セーブやホールドについて分かりやすく説明していきます。

ホールドについては »野球のホールドとは?で詳しく解説しています。

勝ちや負けの基準も、記事にしています。

勝ち投手の権利については »勝ち投手の条件とは?
敗戦については »敗戦投手の条件とは?で解説しています。

それではさっそく本題に入っていきましょう

野球のセーブとは

野球のセーブとは

セーブとは、勝っている試合の最後に投げる投手(クローザー、抑え投手)が、リードを守り抜いたことによって与えられる記録です。

※条件は後ほど紹介します。

抑え投手(クローザー、守護神)が「チームの勝ちにどれだけ貢献したか」を表す数字です。

抑え投手は試合の最後に投げる投手ですから、チームの勝ち負けに直結する重要な役割です。プレッシャーも多く、失敗=負けとなるような重要な役割です。

プロ野球では、投手の分業制が進み中継ぎ、抑え投手の活躍がチームの勝ち負けに大きく関わるようになりました。抑え投手(クローザー)を評価する基準がなかったため、セーブが制定されました。

ここからは、ホールドとセーブの違いを説明します。

違いを説明するために、投手の評価方法を確認してみましょう。

投手の役割と評価

大まかに

先発=勝ち負け
中継ぎ=ホールド
抑え=セーブ

となっています。

セーブとホールドの違い

ホールドとセーブの違いは、中継ぎ投手はホールド、抑え投手はセーブで評価されます。

中盤で投げる投手は、ホールド。
勝っている試合の最後に投げる投手が、セーブ。

こんなイメージです。

ホールドがつく条件について、詳しく知りたい方は »野球のホールドとは?【意味や条件、ランキングを紹介】で説明しています。

ここからは、セーブがつく条件をみていきます。

セーブがつく条件

  • 勝利チームで最後に投げた投手であること
  • 勝利投手ではないこと
  • アウトを一つ以上とること
  • リードを守り切った状態で試合を終えること

以上を満たしたうえで、下記の項目に一つでも該当するればセーブがつきます。

以下を1つでも満たすとセーブが記録

  1. 登板時のリードが3点以内の場合は、1イニング以上投げること
  2. 点差に関係なく、3イニング以上投げること
  3. 対戦する打者2人に本塁打を浴びたら同点、もしくは逆転となる場合にリードを守り切った場合

③だけ難しいので、詳しく説明します。

登板時のランナーの状況で変わります。

・ランナー無し→ソロHR+ソロHR=2点差以内
・ランナーが1人→2ランHR+ソロHR=3点差以内
・ランナーが2人→3ランHR+ソロHR=4点差以内
・ランナー満塁→満塁HR+ソロHR=5点差以内
それぞれの状況で1アウト以上とり、試合が終わるとセーブが記録されます。

セーブの注意点

多くの方が3点差以内の9回というイメージだと思いますが、3回以上投げると、点数に関係なくなります。

2017年7月11日に行われた千葉ロッテマリーンズ対西武戦、11点リードの7回、岡本洋介投手が2番手として登板。3イニングを2失点でまとめセーブを記録しました。

このように点数が離れても、3回以上投げ、試合が終わるとセーブが記録されます。

また1アウトでもセーブがつく時があります。
一例です。

2017年6月30日に行われた阪神対ヤクルト戦、4-3でリードした9回裏カウント2-2、秋吉投手の負傷で近藤一樹投手が登板。1球で三振に打ち取り試合終了。1球でセーブを記録しました。

ランナーと点差によっては、1アウトでセーブが記録されます。

セーブポイントとは

セーブポイントとは、中継ぎ投手、抑え投手の記録でセーブと救援勝利を合計したもの。プロ野球では、1976年から2004年まで使用され、現在は公式記録から廃止されている。

ちなみにホールドポイントは、現在も公式記録として採用されています。

まとめると

セーブ、ホールド、ホールドポイントは公式記録
セーブポイントは、現在ありません。

関連記事 »野球のホールドとは?【意味や条件、ランキングを紹介】

セーブ機会とは

メジャーリーグのみの公式記録です。

計算方法

セーブ数+セーブ、ホールドの失敗数

セーブ数の合計とセーブ、ホールドの失敗した数を足した数字です。

セーブがつく状況でどのくらい登板したか、分かる数値です。

セーブ成功率とは

セーブ数は、セーブに失敗した回数が含まれません。
そのためセーブに成功した割合をだした数値です。

計算方法

セーブ数の合計÷セーブ機会

セーブ数の合計をセーブ機会で割ることで、求められる。
数値が高いほど、失敗がない抑え投手です。

個人的には、9割ぐらいほしいところです。

ここからは、セーブに関する記録(通算、シーズン、現在)をみていきます。

セーブランキング

セーブランキング

2020年シーズンの最新ランキング

詳しく知りたい方は、下記をクリック

»セントラル・リーグ セーブランキング

»パシフィック・リーグ セーブランキング

通算セーブ記録

2020年 終了まで

順位投手名セーブ登板数
1岩瀬 仁紀4071002
2高津 臣吾286598
3佐々木 主浩252439
4藤川 球児243782
5サファテ234427
6小林 雅英228463
7江夏 豊193829
8馬原 孝浩182385
9クルーン177304
10山崎 康晃169343

10位以下と最新ランキングは»通算セーブ記録

セーブ記録【シーズン】

順位投手名セーブ年度登板
1サファテ54201766
2岩瀬 仁紀46200560
2藤川 球児46200771
4佐々木 主浩45199851
5岩瀬 仁紀43200761
5サファテ43201664
7岩瀬 仁紀42201054
7西村 健太朗42201371
9クルーン41200861
9岩瀬 仁紀41200954
9藤川 球児41201156
9呉 昇恒41201563
9サファテ41201565
9バーネット41201559

10位以下のランキングは、こちらから»セーブ記録【シーズン】

通算セーブ記録【現役選手のみ】

2020年シーズン終了まで

順位投手名セーブ登板数
1藤川 球児243782
2サファテ234427
3山崎 康晃169343
4増井 浩俊163534
5松井 裕樹141346
6増田 達至136422
7益田 直也117519
8中崎 翔太119360
9森 唯斗106405
10西野 勇士88233

10位以下と最新ランキングはこちらから »通算セーブ記録【現役選手のみ】

セーブにまつわるその他の記録

連続登板セーブ

佐々木 主浩(横浜ベイスターズ)22 【1998年】

連続試合セーブ

森 唯斗(福岡ソフトバンクホークス)7 【2018年】

月間最多セーブ

佐々木 主浩(横浜ベイスターズ)14 【1997年8月】

全球団からセーブ

  • 江夏 豊
  • マーク・クルーン
  • デニス・サファテ
  • 増井 浩俊
  • 秋吉 亮

0球でセーブを記録した投手

  • 金城 基泰(1980年)
  • 三浦 政基(1981年)

盗塁を刺したのと、牽制死によるもの。

1球でセーブを記録

近藤 一樹(2017年6月30日対阪神戦)が秋吉の負傷降板後、1球で三振を奪い試合を終わらせた。

最年長セーブ記録

斎藤 隆(2014年7月11日 対千葉ロッテマリーンズ)44歳4か月

【まとめ】野球のセーブのまとめ

セーブとは、勝っている試合の最後に投げる投手(クローザー、抑え投手)が、リードを守り抜いたことによって与えられる記録です。

現代野球では、投手の分業制が進んでいるので重要な数値です。
ホールドと合わせて知っておきたい数字ですね

関連記事 野球のホールドとは?【意味や条件、ランキングを紹介】

セーブがつく条件をもう1度確認すると

  • 勝利チームで最後に投げた投手であること
  • 勝利投手ではないこと
  • アウトを一つ以上とること
  • リードを守り切った状態で試合を終えること

以上を満たしたうえで、下記の項目に一つでも該当するればセーブがつきます。

以下を1つでも満たすとセーブが記録

  1. 登板時のリードが3点以内の場合は、1イニング以上投げること
  2. 点差に関係なく、3イニング以上投げること
  3. 対戦する打者2人に本塁打を浴びたら同点、もしくは逆転となる場合にリードを守り切った場合

以上です。

セーブに関するルールは、複雑ですが参考になればと思います。
今後もプロ野球を楽しんでいきましょう。

関連記事 »プロ野球をお得にネット、テレビで視聴する方法