こんにちは、たっけーです。
・スプリットステップをする意味が知りたい
・スプリットステップの注意点が知りたい
このような疑問を解決します。
スプリットステップとは、打者が打った瞬間に、守備側の選手がジャンプする動きのことです。この記事では、野球のスプリットステップについて深掘りします。
記事の内容
- スプリットステップを行う意味
- スプリットステップの効果
- 野球選手がスプリットステップを行う際の注意点
- 外野手も行う必要があるのか
- 不要という理由は?
以上をそれぞれ解説します。
記事の信頼性
現在も草野球でプレー中
自身の経験やネット情報、動画を交えて解説していきます。自分自身もスプリットステップを取り入れてから、スムーズにボールに反応できるようになりました。
本記事を読むと、スプリットステップの効果や注意点が分かります。
明日の練習から取り組める内容となっていますので、スプリットスッテプを学んで、守備力を向上させましょう!
それでは、本題に入ります。
スプリットスッテプとは
スプリットステップとは、打者が打った瞬間に「ジャンプする」動きの事です。
もう少し深堀りしましょう。
スプリットステップのメリット
スプリットステップのメリットは、以下のとおりです。
- 守備範囲を広くする
- ゴロにバウンドを合わせやすくなる
詳しくみていきます。
守備範囲を広くする
スプリットステップを行うと、守備範囲が広くなります。
なぜかと言うと、瞬間的な判断が求められる野球において、止まった状態から動くと、動きずらさを感じます。
実際、反応も遅くなります。
静止した状態から素早く反応するのが大変なのは、何となく分かると思います。
物理的なメリット
また物理や生態学的な話ですが、ジャンプすることによって、地面から得られる力が大きくなります。
地面反力と言われる、力のことです。
例
縄跳びの連続もスムーズな人は、ジャンプの反動を上手く使えています。
このようにジャンプをすることによって、スタートの加速が速くなり、ゴロにタイミングを合わせやすくなったり、守備範囲が広くなります。
スプリットステップのデメリット
メリットばかり見てきましたが、デメリットもあります。
- タイミングが合わないと、反応が遅くなる
- 毎回行うと疲れる
詳しくみていきます。
タイミングが合わないと反応が遅くなる
後ほどタイミングやジャンプの高さについて説明しますが、うまくタイミングを合わせないと、逆にボールへの反応が遅くなります。
当たり前ですよね。極端ですが、ボールがきてるのにジャンプしてたら、とれるゴロもとれなくなります。
タイミングは日々の練習で、つかむことが大切です。
疲れる
バッターが打つ前に行うので、全部のボールに対し、ジャンプする必要があります。このように考えると、1試合、150球だと150回ジャンプすることになります。
結構疲れますよね。
慣れもありますけど、大変です。
対策については、この後で説明します。
メリット、デメリットが分かったところで、自分に合ったスプリットステップの見つけ方を紹介します。
自分に合うスプリットステップの見つけ方
動画をみると、スプリットステップの高さは、選手によって違います。
高さやタイミングは、自分に合う方法をみつけましょう。その際の注意点です。
スプリットステップにおける高さの違い
行う高さによってメリット、デメリットがあります。どちらが「いい」「悪い」ではなく、自分に合う方法を見つけることが大切です。
高く飛ぶ | 低く飛ぶ | |
---|---|---|
メリット | 一瞬で加速できる | タイミングを合わせやすい |
デメリット | ・タイミングを合わせづらい ・疲れる | 加速しにくい |
基本的に高く飛ぶと、反動も大きくなり、加速力が付きます。しかしタイミングを合わせにくくなり、疲れやすくなります。
低く飛んだ場合も、メリット、デメリットがあります。
どちらがいいかは、練習で試してみて自分に合う方法をみつけましょう。
状況で使い分ける
また打者やランナーの有無によって、飛び方を変えるといった方法もあります。
【例】
- タイミングの合わせやすい打者には、高く飛ぶ
- セーフティーや小技がある打者には、小さく飛んで反応をよくする
- ランナーの「あり」「なし」によって変える
このように、状況によって変えることも、大切です。
他にもあるかもしれないので、自分なりのやり方をみつけてください。
スプリットステップのタイミング
まずはバットにボールが当たった瞬間に、着地し動きだせるタイミングをみつけます。
タイミングは、練習で繰り返して、自分の正解をみつけましょう。
ちょうどいいタイミングをみつけたら
- 高く飛ぶ
- 低く飛ぶ
- 重心のかけ方を変える
自分の動きやすい姿勢や、タイミングをみつけることが大切です。
飛ぶ際の姿勢
飛ぶ際の姿勢も大切です。
- 少し横を向く(右足を前、左足を前)
- つま先重心を、少しかかと重心にする
といったように、自分で微調整してみてください。ここでもバッターや場面によって、やり方を変えることも必要です。また姿勢は、守るポジションによっても変わります。
例外的なことも説明します。
外野手にスプリットステップは必要か
内野手のように距離が近くないので、必ず行う必要はありません。したがって、必要と感じたら行って、不要と感じたらやらないという選択でいいです。
実際、プロでもやらない選手もいます。これは、面倒だからではなく「動きづらい」「必要ない」と判断してのことだと、思われます。
試してみて、自分で判断しましょう。
スプリットステップは不要
メリットやデメリットを見てきましたが、スプリットステップをやらないという選択肢もあります。
理由は以下のとおりです。
- アウトカウント、バッターの傾向によってやらない
- うまく体を動かせない
- 疲れる
プロ野球選手でも、「全くやらない人」や「アウトカウントによってやらない」、という選手もいます。
ですので「絶対にやらないといけない」といったものでは、ありません。
目的は、「守備範囲を広げて、確実にアウトにすること」が大切ですから、考え方によって、行わないといった選択もあります。
いろいろ自分で、試してみることが大切です。
スプリットステップを取り入れると守備範囲が広くなります
ここまでスプリットステップの目的と、メリット、デメリット、高さの違いやタイミングについて、みてきました。
試合で意識する動きではありません。
無意識にできるまで、繰り返し練習することが大切です。
スプリットステップを習得すると、「始めの1歩」が速くなります。
よく守備では、1歩目が大事と言われますよね。
大幅に守備力が向上するので、ぜひ習得したい技術です。
試してみて合わなかったら、やらないといった選択もあります。個人の判断も大切です。
小さなことからこつこつと、頑張っていきましょう。
守備について、一人で出来る練習方法を紹介しています。
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