野球に走り込みは必要か?【科学的な根拠と走りたくない時の解決法】

こんにちは、たっけーです。

・毎日のように走らされているけど、本当に意味はあるの?
・人によって「言っていること」が違うし、何が正しいかわからない
・走るならどのくらいの距離が正しいの?
・走り込みによるメリットとデメリットが知りたい

このような悩みを解決していきます。

本記事の内容

  • 野球における走り込みは、意味があるのか?
  • 走り込みのメリットとデメリット
  • 走り込みに対する科学的根拠(論文)を交えた解説
  • 走りたくないのに「走れ」と言われた時の対処法

本記事の信頼性

野球歴30年のたっけーが書いています。
また信頼性向上のため
論文、ネット、データを利用して科学的な観点から解説する記事になっています。
この記事を読むことによって、
走り込みに関する考え方が分かります。また「走りたくないなあ」と思うのに「走れ」と言われた時の対処法も教えます。
前置きはおいて、さっそくスタートしましょう。

【結論】走り込みは、野球に不要(無駄)

走り込みは不要

大事なのでもう1度いいます。

野球において長距離の走り込みは、不要です

やるなら短距離やダッシュが有効

理由は、下半身の筋力が下がるから

※この根拠について後ほど論文、データで解説します。

ただし条件があります。

今の自分がどういった体形、何を目指しているかによって変わってきます。
これからあげる条件に該当すれば、走り込みは必要。該当しなければ、走り込みは必要ありません。

条件を分かりやすく解説します。

走り込みのメリット

まず走り込みのメリットを考えてみたいと思います。

  • 試合や練習の疲れをとる
  • 心拍数を整える
  • 体重(体脂肪)を落とす
  • 基礎代謝をあげる
  • 精神力を鍛える

メリットは以上になります。
一つずつ解説していきます。

試合や練習の疲れをとる、心拍数を整える

軽いジョギングは、リラックス効果を得ることができます。
また心拍数数を少し上げることによって、練習や試合に向け体や心を「試合」、「練習」モードに切り替えることができます。

トレーニングというよりは、「体の調子を整える」ためのジョギングです。

体重を落とす

走りこむことによって、脂肪が燃焼するので体重が落ちます
また体脂肪も落とすことができます。

このへんは誰でも、何となく感覚や経験で理解できると思います。

基礎代謝を上げる

体は動いている時だけではなく、安静にしている時でも知らず知らずのうちに、多くのエネルギーを消費しています。何もしなくても体温を維持するように、エネルギーを消費しています。このエネルギー消費のことを基礎代謝といいます。

基礎代謝を上げるには、特に足を使う運動であるランニング(ジョギング)がおすすめです。
体の中で最も筋肉が多い場所は下半身です。
全身の筋肉の約70%が下半身に集中していると言われています。
足を使う運動によって、効果的に基礎代謝を上げることが出来ます。

出典元RUNNAL

軽いランニングで基礎代謝を上げることによって、「心を落ち着かせたり」、「丈夫で疲れにくい体を作る」、「体重を減らす」といった効果があります。

精神力を鍛える

「走り込み」ってきついですよね?

きつい事を達成すると「きついことをやり切った」という達成感や、他につらいことがあっても「乗り越えられる」という自信がつきます。

精神的に強くなることができます。

以上が走り込みによるメリットです。

自分に長距離走が必要か考える

ここで考えてほしいのですが、あなたの状況は

「この中に含まれていましたか?」
含まれていれば、走り込みをすることに意味があります。

逆に、上記の内容に含まれていなければ、走りこむことは無意味です。

もちろんその日のコンディションや、目的によっても変わってきます。

  • 試合の次の日だから、「疲れをとるために軽いランニングをしよ」
  • 「体重を減らすために走ろ」

といった感じです。

走り込みのメリット、デメリットを理解して、自分で考えることが大切です

おすすめの距離は?

理想の距離は、人や状況により変わります。

体重を10キロ減らす人3キロ減らす人では、1日に走る量は違うでしょう。
リラックスしたい程度で走るなら、数分走る程度でいいかもしれません。

このように条件によって走る距離が変わります。
なので「この距離が正解」はありません。

厳しいですが、自分でみつけるしかありません。

走り込みのデメリット

冒頭で説明しましたが、走りこむことによって下半身の筋力が低下します。

どうして「走りこむこと」によって、下半身の筋力が低下するのか話していきます。

答えはデータが出ているからです。

こちらの論文は、走り込みについての研究結果です。
【Noncompatibility of power and endurance training among college baseball players

持久トレーニング(ランニング、自転車)とスプリントトレーニングに分けて(その他のトレーニングは同じ)4か月ほど行ったところ、持久トレーニングを行った選手の方は、下半身のパワーがマイナスになってしまった。
スプリントトレーニングを行ったほうは、下半身の力が強くなっていたのに対し、持久トレーニングを行った選手は下半身の力が弱くなっていた。

このように走りこむと、下半身の力が弱くなることが分かりました。

筋トレで追い込んでいるのに、「長距離走で筋力を落とす」といったことになります。

他にも多くの論文があります。

走りこんだことによって

「球速が落ちた」
「打球の飛距離が落ちた」

ということになるわけです。

【結論】
走るメリットがないのであれば、走らないほうがいいです。

また参考ながらダルビッシュ選手も、このようなツイートをしていました。

メジャーリーガーは、ほとんど走らないようですね。短距離は、走りますが。

ダルビッシュ選手が言っていたから、というのもどうかと思いますが、不要な走り込みはやめるべきですね。

走れと言われた時の対処法

走れといわれた時の対処法

この記事を読んでいる人は、ほとんどの人が走り込みに対して、疑問をもっていると思います。

ですが実際、監督やコーチに対して「走れ」といわれたら、納得いかないけど走っていると思います。

そんなときの対処法を紹介します。

対処法は2点です

  • 靴(ランニングシューズ)を変える
  • 監督、コーチと話をする

ランニングシューズを変える

ランニングシューズを変えることによって、信じられないくらい走るのが楽になります。

今はいている靴は、どういった理由で買いましたか?

「デザインがかっこいい」
「安い」
「何となく買った」

こういった理由で靴を選んでいたら、新しい高機能の靴に変えることによって、信じられないくらい楽に走れます。

マラソンで流行ったナイキの厚底シューズが特におすすめです。
高いですが((+_+))

知っている方も多いと思いますが、

ナイキの厚底シューズは、マラソンでは規制対象になりました。

マラソンで規制対象になるくらい、「性能がいい」ということになります。

「野球の走り込みで禁止」ということはないので、高価ですが積極的に使っていくのをおすすめします。

ランニングシューズを買うなら、ゼビオの通販がおすすめです。
»ゼビオでランニングシューズを探す

ランニングシューズのおすすめ

バッティング練習や投球練習に使用するとすぐ底が減ってしまうので、お金に余裕があるなら

走るとき用のシューズ」と「その他のトレーニングをする時」ように分けるのがいいです。

2足持っていればある程度の期間は、持つかなと思います。

ランニングシューズを買うなら、ゼビオの通販がおすすめです。
»ゼビオでランニングシューズを探す

ここまでランニングシューズを買って対処療法的に解決してきましたけど、根本は解決してないですね。

そもそも「必要ない」と思っていることを練習するのはつらいですよね。

まずは、さぼれる時はさぼりましょう。
休養と練習はセットです。オーバートレーニングだと思ったら休む(さぼり)ましょう

»野球の長時間練習をしたくない時の対処法【根拠やデータで説明】

それでも難しかったら、指導者と話をしましょう。

監督、コーチと話をする

はっきりいってきついです((+_+))
監督が独裁者ならなおさらです。

自分も現役時代は、ほとんど監督やコーチに自分の意見をいうということができませんでした。

ですが、野球を全力で取り組める時間は短いです。
そして練習の意味を知ることは、とても大切なことです。

「なぜその練習をするのか?」
「意味は?」
「自分にとって大切なことなのか」

自分が納得できない練習をするのは、自分のためになりませんし、はっきりいって時間の無駄です。怪我のリスクさえあります。

まずはチームメイトと話をし、親に相談できる人は相談しましょう。

それから、コーチ、監督と話をしましょう。

コーチ、監督と話をしたとき
あなたが納得するような理由が聞けなかったら、その監督とコーチはあなたにとって「必要ない人」でしょう。
厳しいですが事実です。
ほんとにあなたの為を思っていたら、どんな練習なのか、その練習にどんな意味があるのか説明できるはずです。

そこで野球を続けていくことは苦痛でしょうし、干される可能性すらあると思います。

ですが、そうなっても自分に嘘をついてまで、野球をやる必要はありません。

かんたんなことは言えませんが、違う自分にあったチームで野球を続けましょう。

»年齢別、野球の始め方、必要なものは?

野球の走り込みに対するまとめ

  • 基本的に、野球に走り込みは不要(むしろ下半身の力が落ちる)
  • デメリットとメリットを理解して、必要と感じた時は走りこむ

「個人の状況で決める」が1番大切なこと

以上となります。

少しでも無駄な走り込みがなくなると、いいなと思っています。

野球人生の参考になっていたら幸いです。

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